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めざせ!リハビリテーション科専門医!レジデント研修日誌ブログ

リハビリテーション科専門医をめざすレジデント(後期研修医,専攻医)や指導医が日常の出来事をつぶやくブログです。

レジデントのアイウエオ作文

私事ですが7月から大学に着任し、早くも半月が過ぎようとしております。大学生活に入って気がついたことを、アイウエオ作文にしてみたいと思い筆をとりました。突然ですが始めたいと思います。

ア:あすはかいしん
→大学では毎週水曜日の朝早く(といっても8:30~)SCU回診があります。急性期の脳梗塞のリハビリテーション医療が学べます。他にも嚥下回診や装具診、褥瘡回診などがあります。

イ:いたいこともがまん
→リハビリテーション科では針筋電図やボトックス治療を始め嚥下内視鏡(VE)など患者様に痛みの伴う比較的侵襲の伴う手技・治療も行います。大学では水曜日に行っています。

ウ:うでひしぎ
→とある関連病院には空手が黒帯のリハビリテーション科の先生がおられます。飲み会で空手の技をかけられるセラピストを見て痛そうだな…と思いました。医局員は比較的多趣味の方が多いです。私も技をかけられました。

エ:えがおたえないしょくば
→これまで医局の関連病院を2つ、大学と経験してきましたが、いずれの職場も笑顔の絶えない職場でした。他科の先生方とも交流を深められ、コンサルテーションなど相談事も垣根の低い良い職場でした。

オ:おきにいりとうろく
→リハビリテーション科専門医にも症例レポートが必須ですが、大体2年と大学で必要症例は集まります。

カ:かんさいいちえん
→医局人事で関西一円の関連病院を回ることになりますが、医局員の意見や意思は通ることが多く、柔軟に対応してもらえます。

キ:きもちのいいしごとおわり
→リハビリテーション科はon offのはっきりとした科で、日中は比較的他科と変わらず忙しいことも多いですが、仕事は遅くとも18時には終わり、それぞれのアフター5があります。私はゴルフの打ちっ放しにはまっております。

ク:くおりてぃおぶらいふ
→医師自身のQOLは患者様に対しての医療ひいてはチームの医療の質に繋がります。リハビリテーション科はトップクラスのQOMLを誇ります。

ケ:けいざいめん
→上記に関しては他科と変わりません。今、日本で一番求められている領域といっても過言ではないです。やりがいもまた。

コ:ここまでにします
→スペースもありますので、今日はここまでにしておきます。続きは医局説明会などでお会いした時に詳しくお話しましょう!

がんのリハビリテーション研修会に参加しました

この週末、がんのリハビリテーション研修会に参加してきました。

兵庫医大からは医師2名、理学療法士2名、看護師1名の5名が参加しました。内容は座学あり、グループワークありと盛りだくさんで、二日間に渡りみっちり濃厚な内容です。

周術期のリハビリテーションや、化学療法・放射線療法の合併症について、口腔ケア、乳がん術後のリンパ浮腫のケア、転移性骨腫瘍患者さんについて留意すること、がん患者さんによく起こる嚥下障害について・・・等々、「がん×リハビリテーション」に関わることをかなり幅広く横断的に学んで参りました!
他病院、多職種の皆さんと多いにディスカッションも出来て、とっても有意義な時間となりました。

書きたいことは色々とあるのですが、その中で一つ印象に残った講師の先生のお話を一つだけご紹介します。

「がん患者さんの心理的問題」の講義で登壇された精神科の先生から、がん患者さんの精神的な苦痛に医療者が早く気づくための工夫を教えて頂きました。と、いってもとってもシンプルなことです。

普段の患者さんへの声がけを、
「調子はいかがですか?」から
「ご気分はいかがですか?」に変えてみること。

確かに私自身が入院した患者であると想像してみたときに、「調子はどうですか?」と主治医の先生から聞かれても、痛みや呼吸苦といった身体的な問題についての話しかしないでしょう。「気分」を問われれば、「憂うつな気分」「沈んだ気持ち」等の話も自然と出来るような気がします。

日常のちょっとした心がけで医療の質が高まるんだなと目からうろこが落ちたのでした。

そんなこんなで改めてリハビリテーションの領域、学ぶべきことは膨大にあるのだ、ということを実感した二日間でありました。「リハビリテーションというの山の頂」はまだまだ遙か遠いですが、次はどんな景色が見えるのか、わくわくしながら少しずつ登って(学んで)います。

興味がある方は是非一緒に学んでいきましょう!!

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そこには、人を大切にするというカルチャーがありますか?

突然ですが、皆さんは、部下を叱ってますか。それとも怒ってますか。
このご時世、叱ってもいいとは思いますが、怒らない方が良さそうです。

基本的には、叱るというのは、それをいうのは自分にもリスクがあるけれども、相手の成長のために、そのリスクを越えて、相手に正直にネガティブな内容を直言するということです。ですからスタンスはFor you(あなたのために)です。

一方、怒るというのは、相手が自分の思い通りにならないために、自分の中に起こった苛立ち、ざわつきを解消しようと感情を相手に向けて爆発させてしまうことです。ですからスタンスはFor me(私のために)です。

このご時世、部下を怒るのは駄目です。まず部下との関係性が悪くなります。すると部下は辞めてしまいます。そして何よりもチームとしての業績も上がりません。だからこそ、ちゃんと叱りたいわけです。

相手のことを想い、相手の成長を願い、相手の行動上(人格上ではなく)の否を簡潔明瞭に伝え、そして期待も伝えるのです。ちゃんと叱ると相手は、“自分のことを大事にしてそれをいってくれた”、“自分のために敢えて苦言を呈してくれた”と思えるものです。

皆さんは、部下を叱ってますか。それとも怒ってますか。
そこには、人を大切にするというカルチャーがありますか?

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引用;「ほめる」技術。鈴木義幸著。日本実業出版社。

小児のボツリヌス治療

成人の脳卒中後の上肢や下肢の痙縮に対して、ボツリヌス治療が行われますが、小児でも、脳性麻痺の患者さんの痙縮に対してボツリヌス治療を行うことがあります。

小児の場合、成人のように、「ここがつっぱって痛い」「指を広げやすくしてほしい」「装具がはきづらい」等と言ってはくれません。そのため、ボツリヌス治療の前には、普段、介護・介助をしている保護者(たいていお母さんです)によくお話をきくことが必要です。「着替えやおむつ替えで困っていることは?」「体のつっぱりが呼吸に影響しているか?」等々、痙縮のために困っていることや子供さんがつらそうなことを保護者と話し合います。

そして、普段、リハビリテーションを担当しているセラピストとも各関節の動きや、最近の体の変化などを話し合い、どこの筋肉にボツリヌス毒素を注射するかディスカッションをして治療をしています。注射をした後のフォローも大切です。保護者に呼吸症状が悪くなるなどの副作用はなかったか、介護のやりやすさは変わったか、子供自身は緊張がとれて楽そうになったか、確認します。また、リハビリテーション担当のセラピストからもフィードバックをもらい、次の治療計画の参考にします。


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医局説明会を開催します!

医局説明会を開催します!
レジデント(後期研修医・専攻医)、転科の先生とも大歓迎です。

後期研修先をご検討の方、医学生、他科からの転科を希望される方、年齢は問いません。 入局までは考えていなくても、お気軽にご参加ください。
ご連絡をお待ちしております。

【日時】2019年8月2日(金)19時開始予定
【場所】梅田近辺
【詳細】http://neuroreha.jp/recruitment/recruitment.html


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