archive: 2017年11月 1/2
明日締め切り!

来年福岡で開かれる第55回日本リハビリテーション医学会学術集会の抄録の締切が明日に迫りました。先月大阪で行われた秋季学術集会でいろいろな発表、活発な議論に接し、自分も発表したいと感じたことを思い出し、締切間近となる中、抄録作成に奮闘してきました。忙しい中、短時間で非常に的確な指導をしてくださる指導医の存在はとても頼もしいです。...
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心理医療

面接技法の一つに「compliment」というものがあります。直訳すると「褒め言葉」という意味になります。何にもやる気をなくしてしまっていた入院患者さんが、これを意識的に実践していただけで(と私は自負しています)活動的になってくれました。嬉しい出来事でした。心身医療について来年度から本気で勉強をしていく予定です。当然専門医試験の準備も!(リハビリテーション科専攻医)...
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ロボットと脳
「療法士とロボットのリハビリテーションって、どっちが良いの?」先日、患者さんからこんな質問を受けました。本質をつく良い質問だと思うとともに、私自身も色々と考えるきっかけを頂きました。患者さんにとっては、リハに限らず良い医療を受けたいという気持ちは当然です。リハビリテーションを行うのはあくまでリハビリ科医や療法士です。人間のよいところとロボットのよいところ、それぞれありますので、患者さんの症状や障害...
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勉強

僕は学生時代勉強がずっと嫌いでした。学生の頃によく言われましたが「医者は一生勉強である」という言葉に大変な世界に来てしまったなと思っていました。そして今、医師になりましたが、やっぱり本を読んだりする勉強は苦手なままです。すぐ眠くなります。ただ、日常臨床での経験は身についている気がします。また、その中での疑問点を調べたり、上級医の先生に聞いたりすることで知識が整理されていくように感じています。勉強の...
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“ホント”の事は、ややこしい

日本医療小説大賞というものがあるそうです。2011年に「国民の医療や医療制度に対する興味を喚起する小説を顕彰することによって、国民と医療関係者とのより良い信頼関係の構築を図り、日本の医療に対する国民の理解や共感を得ることの他に、日本の活字文化推進に貢献すること」を目的として創設された、日本医師会の主催、厚生労働省の後援、新潮社の協力により行われる、日本の医療小説を対象とした文学賞のことです。その第3回...
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小児のリハビリ
NICUになかなかうまく哺乳ができない乳児がいます。乳児の嚥下は不思議です。浅い呼吸をしながら、一生懸命に舌と下顎を動かしておっぱいを吸います。低出生体重で生まれて、舌の力が弱かったり、慢性肺疾患があって呼吸に余力がないと、うまく飲めず、むせたりします。すぐにSpO2が下がったり、無呼吸発作を起こすので注意が必要です。抱っこの仕方を工夫したり、顎を少し支えてあげたり、哺乳瓶の乳首のサイズや種類を変えてみた...
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発表しました!

先月末に開催された「第1回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会@大阪国際会議場」で発表してきました!ポインターの手が震えていましたが、無事に終わってよかったです。次は3月の地方会を頑張ります。※写真は大阪国際会議場HPから拝借しました。...
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経験によって見えてくる自分の将来像
4月から急性期の大学病院で勤務しはじめて、ようやく慣れてきた感じがします。大学では他科依頼(他科の先生から依頼をもらってリハ処方をする)が中心で、リハ科のベッドはないため、昨年とは違って回復期で主治医として働く様子とは少し違います。リハビリについてしっかり勉強できるのが大学のメリットかと思います。色々な働き方ができるのがリハビリ科の特徴的なところですが、私自身は回復期の方が好きかなと最近思います。内...
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今年もあと2ヶ月...

紅葉がきれいになって、秋の味覚がおいしくて、しみじみと秋を感じていたこの頃でしたが、気がつけばまたひとつ季節が進み、すっかり寒くなりましたね。もう冬の足音がそこまで来ています。1年が過ぎるのをすごく早く感じるこの頃です。リハビリ科に入って1年と半分が過ぎました。すぐ近くにいつも相談に乗ってくれる身近な先生がたくさんいるこの環境をすごくありがたく感じ、また1日1日少しでも成長できていればなと感じる毎日で...
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CPR

急性期病院で働いていると、当たり前のように確認しますよね。けれど、リハ科で働いていて、この確認をしようとすると、きょとんとした反応をされる方が多いです。そういった反応を目にして、私のほうも、あれ?という感じでしたが。状態が落ち着いて、これからさあリハビリをして良くなるぞという気持ちでおられるので、それはそうですよね。これもまた、リハ科の特殊なところだと思います。ものすごく死と近いところにいるわけで...
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