研修医時代の話2
(前回の続き)胃ガン術後お婆さんは自宅退院されました。
術前から低栄養で手術によってさらに栄養悪化。自宅退院まで廃用のため入院も長くなりました。
ちょうど自宅退院されたのは夏まっさかりの時期でした。帰宅されてしばらく経ったころ熱中症と低栄養で救急搬送されてきましたが、治療のかいむなしく、お亡くなりました。お婆さんは独居で身寄りもいません。帰宅後の生活はさぞ苦労されたと思い悔しくは思いましたが、どうすれば良かったのか分からないまま時日が流れました。小生に当時リハビリテーション科医としての知識があればこの患者さまも違う人生を歩んでいたかもしれません。
今回ブログを書くにあたりこの患者さまを思いだし、リハビリテーション科で働く意義を再確認できました。
術前から低栄養で手術によってさらに栄養悪化。自宅退院まで廃用のため入院も長くなりました。
ちょうど自宅退院されたのは夏まっさかりの時期でした。帰宅されてしばらく経ったころ熱中症と低栄養で救急搬送されてきましたが、治療のかいむなしく、お亡くなりました。お婆さんは独居で身寄りもいません。帰宅後の生活はさぞ苦労されたと思い悔しくは思いましたが、どうすれば良かったのか分からないまま時日が流れました。小生に当時リハビリテーション科医としての知識があればこの患者さまも違う人生を歩んでいたかもしれません。
今回ブログを書くにあたりこの患者さまを思いだし、リハビリテーション科で働く意義を再確認できました。