呼吸ケアの取り組み
当院には重度の肢体不自由と知的障害、てんかんや視聴覚障害などの重複障害の方が多く、ご自身で寝返りもできないなど、日常生活全般に介助が必要な方が入院されています。人工呼吸器が24時間必要な方もいますし、ご自身で痰を出すことができないため、ポジショニングの工夫や排痰補助装置の使用、頻回の吸引など呼吸ケアが必要な方も多くいます。
そこで、3年前に小児科医師、リハビリテーション科医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士を中心とした呼吸ケアサポートチームを発足させ、多職種で入院患者の呼吸ケアに取り組んでいます。
呼吸ケアチームの主な目的は、患者の呼吸機能の評価と機能維持、日々の呼吸ケアの目的の共有や見直し、肺炎罹患時の早期介入、誤嚥性肺炎の予防等で、月1回多職種でカンファレンスを行い、呼吸ケアに難渋している症例等について病棟ラウンドを実施しています。普段のリハビリテーション治療の中で、排痰のしやすい姿勢やリラクゼーションができるポジショニングなどを検討しており、リハビリテーション科が呼吸ケアチームに加わることで、病棟担当者にも適切なポジショニングなどを提案できます。
また、病棟での患者の様子や問題を知ることで、リハビリテーション治療に活かすこともでき、このように多職種連携により、患者の身体機能の維持やQOLの向上につなげることができると考えています。
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そこで、3年前に小児科医師、リハビリテーション科医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士を中心とした呼吸ケアサポートチームを発足させ、多職種で入院患者の呼吸ケアに取り組んでいます。
呼吸ケアチームの主な目的は、患者の呼吸機能の評価と機能維持、日々の呼吸ケアの目的の共有や見直し、肺炎罹患時の早期介入、誤嚥性肺炎の予防等で、月1回多職種でカンファレンスを行い、呼吸ケアに難渋している症例等について病棟ラウンドを実施しています。普段のリハビリテーション治療の中で、排痰のしやすい姿勢やリラクゼーションができるポジショニングなどを検討しており、リハビリテーション科が呼吸ケアチームに加わることで、病棟担当者にも適切なポジショニングなどを提案できます。
また、病棟での患者の様子や問題を知ることで、リハビリテーション治療に活かすこともでき、このように多職種連携により、患者の身体機能の維持やQOLの向上につなげることができると考えています。
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