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親子クッキング

 コロナ禍で、おうち時間が増え、子供達とお料理をする機会が増えました。お料理は食材の理解や季節のものといった食育だけでなく、数量の概念(数を数えることから、計量カップ・スプーンでの計測、倍数、切り分ける際の分数の概念まで)、科学的要素(肉や卵の加熱変性、沸点や氷点など)、巧緻性や集中力の訓練等、子供達の成長や発達に重要な要素がつまっています。7歳と3歳の子供達ですので、それぞれの発達に合わせ、達成感も感じられることをお願いすることには苦労していますし、子供達が包丁や火を使うことにもひやひやしており、どうすれば安全にかつ楽しくできるかをいつも考えてます。また、子供達が大量にこぼしたり、散らかしたりすることで私の仕事が増えないようにするための環境調整も欠かせません。それでも2人とも随分上達し、だんだん戦力になってきました。

 育児の中で、子供達の成長のためにいろいろ考えることは、リハビリで患者さんの機能改善や退院後の自宅での生活のために考えることと少し似ているなと思います。私は、育児のことにご配慮いただき、働かせていただいておりますが、家事や育児に時間を割かせていただいているからこその視点を臨床にも活かすことができればと思います。

いつかのおやつのホットケーキです。私は後ろでみているだけで2人で役割分担をきめて完成させていました。息子(7)が、材料の計量、キウイの皮むきとイチゴのへたとり、生地を焼くことを行い、娘(3)が、材料をいれてまぜる、フルーツのカットをやりました。トッピングは2人でやりました。2人ともチョコレートソースが大好きでかけすぎです。


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