pubmedで「花粉症」について検索してみた
昨年10月から、大自然に囲まれた病院で研修しております。景色は良く最近は寒さも和らいできたところですが、この時期は花粉が・・・。
花粉症の治療と言えば薬物治療が代表格で最近はその選択肢も増えましたが、運動すると症状は変化しうるのでしょうか。鼻を啜っている患者様を見た時にそんな疑問をふと抱き、まず思いついた”hay fever exercise”でpubmed検索したところ・・・関連する論文はヒットしませんでした。
今度は”allergic rhinitis exercise”で検索すると、関連する論文が1件ヒット(PMID: 30118241)。花粉症ではないですが、ダニに対する通年性アレルギー患者で、運動の効果をRCTで調べています。
介入群では最大心拍数の70%の負荷で30分間、ウォーキングやランニングを週3回×8週間実施。その結果、コントロール群と比較し、鼻炎症状やピーク鼻腔吸気流量の改善を認めたそうです。また、介入群では血中のIL-2が上昇した一方、IL-4は低下したそうです。適度な運動によって、所謂Th1/Th2バランスが改善するのでしょうか。
報告少なく今後の研究が期待されますが、花粉症でも、適度な有酸素運動は症状や病態の改善に有用なのかもしれません。

花粉症の治療と言えば薬物治療が代表格で最近はその選択肢も増えましたが、運動すると症状は変化しうるのでしょうか。鼻を啜っている患者様を見た時にそんな疑問をふと抱き、まず思いついた”hay fever exercise”でpubmed検索したところ・・・関連する論文はヒットしませんでした。
今度は”allergic rhinitis exercise”で検索すると、関連する論文が1件ヒット(PMID: 30118241)。花粉症ではないですが、ダニに対する通年性アレルギー患者で、運動の効果をRCTで調べています。
介入群では最大心拍数の70%の負荷で30分間、ウォーキングやランニングを週3回×8週間実施。その結果、コントロール群と比較し、鼻炎症状やピーク鼻腔吸気流量の改善を認めたそうです。また、介入群では血中のIL-2が上昇した一方、IL-4は低下したそうです。適度な運動によって、所謂Th1/Th2バランスが改善するのでしょうか。
報告少なく今後の研究が期待されますが、花粉症でも、適度な有酸素運動は症状や病態の改善に有用なのかもしれません。
