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回復期病院でのリハ科医の仕事

はじめまして。洛西シミズ病院勤務専攻医1年目、YTと申します。
京都での初期研修を終え、洛西シミズ病院に入職してはや半年になろうとしています。研
修医時代にはほとんど経験しなかったリハビリテーション科の業務にもようやく慣れてきたところです。

みなさんは、回復期病院でのリハビリテーション科の業務内容についてどのような想像をされているでしょうか。急性期病院では入院患者さんのリハ処方をお願いしたら、あとはセラピストにおまかせという感じかもしれません。

回復期病院では、急性期治療を終えた患者さんの亜急性期~慢性期の主治医として診療に当たります。疾患については、ほとんどが骨折などの運動器疾患と脳卒中や脊髄損傷などの脳血管疾患が占めていますが、心臓リハ、呼吸リハなど分野は多岐にわたります。短くて1か月、長くて6か月程度の入院期間の中で、患者さんの病状に合わせて装具を処方したり社会環境に合わせてサービス拡充を行うことで、最善の形で自宅や施設に退院できるようサポートします。入院中によく行うイベントとしては、装具診・処方、嚥下内視鏡・造影検査、神経伝導速度検査、針筋電図検査などがあり、その他ボトックス注射等含め勉強しなければならないことがたくさんあります。

また、発症から2週間~1か月程度の患者さんもたくさんおられるため、入院中に内科的な対応が求められる場面もたくさんあります。ときには急変対応や転院搬送が必要になることもあるため、いつも日中は忙しく過ごしています。一方夜間対応やオンコール等は少ない科なので、オンオフはしっかりしています。
もし少しでも興味があればぜひ見学にお越しください!お待ちしております。


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