兵庫医大リハビリ科医局について

新専門医制度が来年度から開始される予定ですが、新専門医制度などの議論が始まるずっと以前の10年以上前から、兵庫医大リハビリ科ではリハビリ科専門医に必要な教育システムを構築し、成果をあげています。

ここの医局関連で専門医を取得した医師の数は、現在までで49人に及びます。これは(おそらく)西日本最多ではないかと思います。

リハビリ科専門医試験はペーパーと口頭試問です。やはり口頭試問がかなりの難関のようで、合格率は他科の専門医試験と比べても低いようです。

49人全員合格の秘訣として、毎週、テーマを決めて徹底討論の勉強会・・・のようなことは一切ありません。

兎にも角にも、リハビリ医療に専念する仲間たちと一緒に臨床を一生懸命実践するのみです。
ノウハウがあるとすれば、月に1度の先端リハビリの勉強会とウェブ会議による症例検討会(BYOCと呼んでます。写真がその映像です。)、あとは、普段の仲間とのディスカッションくらいでしょうか。
BYOC03.jpg

医局のメーリングリストには全国のリハビリ医療の専門家や周辺の識者がおられますので、それを読んでいるだけでも勉強になります。

そういう場所に身を置くだけで、自然に専門医としての資質がつくようになっています。 あとは、先輩専門医から見て、やるべきことをやるような指導はしています。例えば、特定の患者さんに対する膀胱内圧検査、針筋電図、ボトックス療法、嚥下造影や嚥下内視鏡などは、自ら実施することで大きな成長につながります。

多くの先輩達と関わることで、難関と言われる専門医試験に自然に合格する資質が得られると思って良いでしょう。

もちろん、知識も大切なので、専門医試験前は皆さん頑張って勉強しているようです。

専門医取得後は、さらに教育関連病院に残って指導する人もいますし、地元に帰ってそれぞれの立場で活躍する人もいます。研究を続けて留学を希望する人もいます。

大学医局であれば、遠方に行ってしまうと「退局」して疎遠になるものですが、私達の場合は基盤がありますので、そのまま労苦を共にした仲間としてののつながりを保ちながら、自らの道を歩むことができるというメリットもあります。

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