家に帰るために必要なことは、病院で不自由なく生活するために必要なことより、はるかに多いです。
家は布団じゃないと寝られない、寝室は1階にうつせない、家に入るために段差を数段のぼらないといけない...
ここにいる時のように困ったらNsコールを押して対応できるわけではなく、同じように年を重ねた旦那さんや日中忙しく仕事をし家をあけている娘さんは介助をすること自体が初めてだったりと、いろんな面において患者さんを取り巻く環境はここにいるより難しいものです。

どうしたらここをクリアできるのか、試行錯誤しながら今日もまた療法士さんや看護師さんと頭を悩ませるのが、すごく楽しく思う今日この頃です。
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